隼(Hayabusa)

スズキロゴ

圧倒的なパワーと最高速を誇るエンジン

スズキを代表するフラッグシップモデルである隼(Hayabusa)は、アルティメットスポーツというコンセプトの通り、究極のスピードとパワーを追求したモーターサイクルです。心臓部には、1340ccの水冷直列4気筒エンジンが搭載されています。現行の第3世代モデルではエンジン内部のパーツが徹底的に見直され、最高出力138kW(188PS)を9700rpmで発揮する仕様となっています。

最大の特徴は、低中回転域から湧き上がる強大なトルクと、高回転域まで途切れることなく続く息の長い加速力です。スロットルをひねれば、最高速度の時速300kmを示すリミッターが作動する領域まで、圧倒的な滑らかさで到達します。

ただ速いだけでなく、日常的な速度域での扱いやすさや耐久性も兼ね備えており、街乗りから高速巡航までライダーにストレスを感じさせない完成度の高さが世界中で高く評価されています。

空力性能を極限まで高めた独自のデザイン

隼のアイデンティティともいえる流麗でマッシブなシルエットは、単なる視覚的なアピールではなく、徹底した風洞実験によって導き出された空力性能の結晶です。カウル形状は空気抵抗係数を極限まで低減するように設計されており、超高速域での走行時でもライダーを走行風からしっかりと保護し、車体を地面に押し付けるダウンフォースを発生させます。

フロントマスクに配置されたポジションランプには、ウインカーが内蔵されており、カウル表面の凹凸を減らすことで空気の流れを乱さない工夫が施されています。また、ライダーが伏せた際にヘルメットから背中にかけての空気の流れがスムーズになるよう、タンク周りやスクリーンの形状も綿密に計算されています。

この卓越したエアロダイナミクスにより、横風にも強く、高速道路での長距離ツーリングでも疲労を最小限に抑えながら安定したクルージングを楽しむことができます。

先進の電子制御と快適性を支える充実装備

圧倒的なパフォーマンスを安全かつ快適に引き出すため、隼にはスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)と呼ばれる先進の電子制御システムが搭載されています。6軸IMU(慣性計測装置)が車体のピッチ、ロール、ヨーの動きを常に監視し、トラクションコントロールやフロントの浮き上がりを抑えるアンチリフトコントロールなどを緻密に制御します。

二輪車として世界初採用となったアクティブスピードリミッターも注目の装備です。ライダーが任意に設定した速度を超過しないように制御する機能で、意図しないスピード違反を防ぎ、長距離移動時の心理的な負担を軽減してくれます。

さらに、クラッチ操作なしでスムーズなシフトチェンジが可能な双方向クイックシフターや、設定した速度を維持するクルーズコントロールも標準装備されています。アナログ式のタコメーターとスピードメーターの間に配置されたTFT液晶パネルは視認性が高く、多彩な設定状況を直感的に把握できるなど、ライダーに寄り添う最先端の装備が満載です。