NT1100
ホンダNT1100の概要
ホンダによるとNT1100はライディングに優雅さや上質さを求める洗練された大人に向けたスポーツツアラーというコンセプトの下、開発されたそうです。
これまで幅広いクラスを運転してきたライダーから人気が高いです。
例えばミドルクラスやオフロードモデルを運転してきたライダーからすると、ゆとりある快適な走りができると感じられます。
また重量級のモデルのユーザーからしてみると、よりライトに扱えると評判です。
このように多様性のあるバイクというのがNT1100の大きな特色です。
快適性を追求したデザイン
NT1100はデザイン面にもこだわりが見られます。
ただ単に見た目をクールにするだけでなく、実用性にもケアしたフォルムにまとまっています。
まず見た目ですが、快適に運転できそうなフォルムです。
優れた防風性能や警戒感のあるウィンドスクリーンなどがその象徴です。
一方シートには厚みのあるクッションが搭載されています。
さらに運転席はくびれを作っているので、足つき性に優れています。
長時間ツーリングしても、それほど体に負担はかからないでしょう。
ライディングポジションにもこだわりが見られます。
前傾角が約5度になるように設計されているのが特徴です。
ライダーの状態が軽く傾くような設計になっているので、快適に運転できるでしょう。
高速走行はスムーズで快適
NT1100というと高速走行に重きを置いたオートバイといえます。
快適に運転できるのですが、その理由として大きいのはウインドプロテクションです。
防風性能に優れているので、冬場の厳しい寒さの中でも体が必要以上に冷える心配がありません。
速度についてもツーリングするにあたって満足できるレベルは確保できています。
しかも高速運転しているときの直進性にも優れています。
どっしり感があるので、安心して運転できるでしょう。
またここぞという場面でのキック力もなかなかなものです。
加速力に優れているので、自分のイメージする速度にすぐに乗せられます。
街乗りでもストレスレス
NT1100のようなクラスのバイクの場合、高速走行はよくても街乗りは…というパターンが多いです。
しかしNT1100は例外のようです。
NT1100はライダーの操作に関して素直といえます。
ストップ・アンド・ゴーに対してもすぐに反応してくれるので、都市部の街中でもスムーズに走行できます。
車両重量は248kgになっています。
この重量だと取り回しに苦労するような印象を抱く人もいるでしょう。
しかし重量の割には取り回しは楽という意見が多かったです。
重心を低く設計することで、取り扱いを楽にしていることが功を奏しています。