リード125(モデルチェンジ版)

リード125がモデルチェンジ
ホンダは2022年1月28日、原付二種スクーターのリード125のモデルチェンジを発表しました。
リード125は実用性に優れているだけでなく、スタイリッシュなデザインも好評です。
この従来のエッセンスをそのまま受け継ぎ、エンジンをリニューアルするなど改善も見られます。
ニューモデルのリード125は2022年3月24日に発売予定です。
販売は国内のみで、年間8,000台を計画しています。
モデルによって異なりますが、希望小売価格は税込324,500~330,000円の予定です。
ホンダリード125の概要
ホンダはリードと呼ばれるスクータータイプのオートバイシリーズを製造・販売しています。
初代から3代目モデルまでは原付一種と二種の両方がラインナップされていました。
4代目モデル以降は原付二種のみのラインナップに変更されています。
リードシリーズは1982年2月に初代モデルが発売されました。
当初は排気量49ccのリード50と79ccのリード80がラインアップされました。
少し遅れて1982年10月には排気量124ccのモデルとして、リード125が追加されました。
eSP+エンジンが新たに搭載
今回発売される新モデルのリード125ですが、エンジンに変更が加えられました。
今回は「eSP+」と呼ばれる水冷4バルブ痰気筒エンジンが搭載されています。
従来のeSPは実用性に優れた出力と耐久性、静粛性、低燃費性を兼ね備えていました。
eSP+は従来モデルをリファインしました。
4バルブ機構の導入やクランク周りの剛性の向上、ピストンジェット機構の採用などです。
これによって、さらに出力向上に成功しました。
同カテゴリーの中でもトップクラスの走行性能を可能にしました。
さらに低燃費性能の向上にも成功しています。
油圧式カムチェーンテンショナーリフターというシステムを導入したことで、フリクションを低減しました。
実用性も向上
ニューモデルのリード125には新しい装備も採用されています。
まずはHonda SMART Keyシステムを導入しています。
従来よりもスムーズにシートの解・施錠やエンジン始動が可能になりました。
またラゲッジボックスの容量がアップしています。
ホンダによると37リッターの容量を誇るそうです。
これだけの容量があれば、ヘルメットも問題なく収納できるでしょう。
またB4サイズのバッグなども収納可能です。
身の回りの小物を携帯してバイク移動する際には役立つでしょう。
デザイン面にも進化が見られます。
フロントカバーやリアキャリアなどはツートーンカラーにしました。
またエンブレムやリアサスペンションスプリングにはレッドがワンポイントで施されています。
従来よりもスポーティな印象になりました。