GYRO CANOPY e:

GYRO CANOPY e:

ジャイロの派生車種

ホンダではジャイロシリーズを取り扱っています。
2輪車と4輪車の特徴を兼ね備えているということでロングセラーのシリーズになりました。
2輪車の軽快でリーズナブルな部分と4輪車の居住性と快適性の両方を持ち合わせています。
1982年にジャイロXという原付自転車が最初に投入されました。

その後派生車種がいろいろと発売されました。
その中の一つにジャイロE:があります。
2021年に発売されたモデルで、ジャイロシリーズの中でも最初の電動バイクモデルです。

その約半年後に発売されたジャイロシリーズの電動モデルが、今回紹介するGYRO CANOPY e:です。
バッテリーリサイクルの観点から、法人用のオートバイとして売り出されています。

配達用バイクとして重宝

GYRO CANOPY e:は配達するときのことを想定したデザインとなっています。
まず荷物を積んだ状態では低速走行することが多いでしょう。
この時バランスを乱すことなく、安心して運転できます。
さらに旋回時も安定しているので、ライダーのストレスを軽減してくれます。

また大型のウインドスクリーンとルーフが装備されているのも、GYRO CANOPY e:の特徴の一つです。
雨や雪が降っているときでも、体を濡らすことなく快適に運転できるでしょう。

1回の充電で77km連続走行

GYRO CANOPY e:のような電動バイクの場合、どの程度連続運転できるのかも気になるところでしょう。
ホンダでは1回の充電で時速30kmで走行した場合、77km連続で走行できるそうです。
これだけは知れれば、街乗りなど充電のことを気にせずに走行できるでしょう。

GYRO CANOPY e:にはHonda Mobile Power Pack e:と呼ばれる動力用電源を2個搭載されています。
従来のモバイルパワーパックと比較して、電池容量は増大されています。
一方で電動バイクならではの静粛性も担保されているので、運転手は快適に運転できるでしょう。

GYRO CANOPY e:のバッテリーですが、交換可能になっているのも魅力の一つです。
よってあらかじめフル充電をして、モバイルパワーパックを使い切ったら交換できます。
充電するまでしばらく待機するようなこともなく、効率的に運転できます。

お得に購入することも可能

GYRO CANOPY e:の値段は715,000円です。
ガソリンエンジンモデルのジャイロキャノピーの570,900円と比較すると割高な印象もあるかもしれません。
しかし電動バイクのための助成制度を活用すれば、自己負担はかなり軽減されます。

またモバイルパワーパックと重電機は別途リース販売されます。
バッテリーが劣化した場合、バッテリーだけを交換することも可能です。
1台丸ごと買い替える必要もありません。